オフィス・ライズ・サトウの新社長日記

宮城県仙台市・多賀城市・塩釜市・利府町の中間、JR中野栄駅前にあるフリースクールの社長日記です。

ようこそ、上質な空間へ

「第3の上質な居場所がほしい」そんな声にお応えして、フリーなスペースをご用意いたしました。
勉強するもよし、職員と話しをするもよし、最新機器に触れるもよし、
冷暖房完備、無線LAN接続可。
仙台唯一のゆったりとしたスペースで、あなたの時間を使ってみませんか?
お子様から大人まで、どなたでもご利用いただけます。

 

寄付をしました!

国際NGO団体 プラン・ジャパンさんの活動に寄付を行いました。

ベトナム少数民族地域における教育改善プロジェクト

シエラレオネ】母子が安心して迎える出産プロジェクト

リベリア】女の子の教育への理解促進プロジェクト

【ネパール】女の子の早すぎる結婚防止プロジェクト

ニカラグア】女の子の起業支援プロジェクト

 

経営者として

私が「経営者」としてお手本としているのが、
鹿児島県薩摩川内市の老舗喫茶店、珈琲倶楽部船倉さんの店主ご夫妻。
喫茶店が「老舗」となることは極めて珍しい。そこで、スクールをオープンさせるにあたって、現地で観察?させていただいた。

すると、わかったことがある。このお店が続く最大の原因は「感謝」だ。
もちろん、自家焙煎珈琲の味も、他のお店の数段違うほど美味しい。
しかし、このお店に開店時間からひっきりなしにお客さんがやってくる理由は、
お客様に対する「感謝」。これだと思った。

このお店の構成は(誠に生意気ながら)味と雰囲気3割、感謝の心4割、そして、
遊び心3割だ。これこそが続けられる秘訣なのだと思った。

ここは、退職された店員さんも遊びに来るし、遠く仙台市から不肖私も行くし、
それはすべて、ご夫妻の人徳である。
そう、人徳がキーワードなのである。

だから、私はスクールにかかわるすべての人に感謝を忘れない。
人徳というほどのものはまだ無いが、お金は、それから着いてくるのだ。

働かなかった「国親思想」佐世保事件3

 

少年院は、刑罰機関では無い。

ここに結構誤解があるところではあるが、

少年院送致などを定めた少年法は、「国が親に代わって少年を育てる」

ということが、前文に書いてある。

これを「パレンス・パトリエ(国親思想)」という。

 

少年法第3条第3項では、家庭裁判所の審判に付すことができる

少年を以下のように規定している。

 

 次に掲げる事由があつて、その性格又は環境に照して、将来、罪を犯し、又は刑罰法令に触れる行為をする虞(おそれ)のある少年
 保護者の正当な監督に服しない性癖のあること。
 正当の理由がなく家庭に寄り附かないこと。
 犯罪性のある人若しくは不道徳な人と交際し、又はいかがわしい場所に出入すること。
 自己又は他人の徳性を害する行為をする性癖のあること。
 
すなわち、もっと早い段階で、少女を、少年院の専門的なカウンセリングを受けさせる機会があったわけである。
しかしながら、今回はそれも見送っている。
親としては抵抗があったところなのだろう。
 
全国の少年鑑別所では、相談の窓口を設けている。
佐世保事件は、親が育てられないのは明白であった。
ならば、それに代わって育てる機関を、もっと活用すべきだった。
(ちなみに、児童相談所では、殺人を犯しそうな子の対応は不可能であったであろう。 少年院に任せるべきであったと思う。)